こんにちは、就活アドバイザーのオリーヴです。
広告業界はこれから波乱の時代を迎えますが、電通の資本力は最強であります。まず潰れることはありません。社会政治を理解し、正しく仕事をしていればお給料は良い会社です。
ただ、中途で入るにはスキルと実績は欠かせません。言うなれば、それを持ち合わせていれば入社し正社員になることはできます。
Contents
広告代理店の電通とは?
電通は、もともと新聞に載せるための情報を購買するためにスポンサー(クライアント)から広告収入を獲得したことがビジネスモデルのきっかけとなっています。
このビジネスモデルが、新聞からラジオ媒体に移行し、さらに民放放送というテレビ媒体も扱うようになり、日本広告のガリバー企業へと拡大していった広告業界のガリバーである。
4マス広告を筆頭に、国内外の色々な広告を手がけています。
コンテンツを生み出すだけでなく、企業や商品のキャラクター設定戦略の提供とその実現を果たす手段で、また、広告を出して宣伝したい会社とその動画などの媒体となるメディアの仲介として、さまざまな方法で事業を広げています。
電通の規模
- 売り上げ 1.018兆円
- 純利益 614億円
国内最大手の広告代理店であり、世界順位5位の会社です。
電通の時給と年収と労働時間
電通グループで時給は7540.4円。平均年収は1435.7万円、総労働時間1904.0時間です。出典元は、『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』掲載の平均年収を年間総労働時間で割った各社の「計算時給」を算出(平均年収の元データは1円単位)
電通グループの時給は、7,000円を超えており、労働時間も伊藤忠商事よりも少ないことがわかります。ブラック企業と言われますが、商社や不動産が上位を占めており、年収が高い分、残業も多いということでしょう。
あくまで社員数や業務内容によっても違いますのでご参考までに。
1位は、総合商社の三菱商事で8518.9円。2019年度の平均年収は1631.8万円で総労働時間は1915.6時間
2位は、不動産業のヒューリックで8040.9円。平均年収は1760.9万円で総労働時間は2190.0時間
3位は、総合商社の伊藤忠商事で7634.1円。平均年収1565.7万円、総労働時間2051.0時間
4位が電通となっています。779社の中で4位ですからいかに年収が良いかがわかりますね。
ランキング対象779社の計算時給の平均値は3605.7円。国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査」によると2018年の正規雇用の平均給与(年収)は503.4万円。年間総労働時間を上記779社の平均労働時間1969.4時間で計算すると時給は2556.1円になる。
1,400万円もらえるならば、家族を養っていくには安心の金額ですね。
電通の歴史
- 1901年 ニュース配信事業を支えるため、新聞広告を販売する広告代理店を設立し事業を始める。
- 同年11月 同じ会社の中にニュース配信事業を行う部署「電報通信社」を始める。
- 1907年 日本電報通信社と日本広告両社が合併し事業を始める。
電通の子会社
企業名 | 事業内容 |
---|---|
電通東日本 | 広告事業(関東・東北中心) |
電通テック | プロモーション支援事業 |
電通デジタル | デジタルコンテンツ支援事業 |
電通国際情報サービス | 情報システム構築・ソフトウェア事業 |
電通ライブ | イベント企画・運営事業 |
電通のクリエイティブ
電通は、「イノベーティブなクリエイティブ」をトピックとしています。すでに存在している概念やデジタル/トラディショナルの枠に囚われず、考え、メディア、人材、自由にかけ合わせて、的確な解決策を提供します。
電通のクリエイターは、ひとりひとりが改革者です。様々な特徴を利用した解決策で、コミュニケーションの色々な問題に応えます。
電通欲しい人材
資質についてもさまざまな個性の集まりが企業の取り柄になります。ただ、ここ数年、会社説明会では、考えと実現力を掛け合わせた発想力を持った人材を求めている話をしています。
他の企業には考えつかないような人頭抜けた考えがなければ、電通では評価されません。アイデアを発想力する上では、毎日の知識のプラスになり、大切になってくるので、世の中に存在するさまざまなものに好奇心を持つことが大事だと考えています。
また案件の計画や戦略を立てて終わりにするのではなく、依頼人と寄り添って計画を実現させることこそが広告会社の業務の神髄であります。
この実現力、発想力が依頼人からの信憑性に結びつき、当社の取り柄としている発端になります。なので、アイデア、実現力は、電通の人として業務をこなしていくことにおいて、必要不可欠である能力である思います。
人材を育てている立場から説明すると、広告会社の業務というのは、他社の大勢の社員の人たちと関わりながらチームを組んで進行していくなので、会話力は必要不可欠です。コミュニケーション力とは、他人の感情を思いやる想像力のことです。
他人から愛され信頼される信憑性、人間力・コミュニケーション力とは何なのか、このようなことを学生時代から意識して過ごしてみるとよいかと思います。
派手な洋服を着たりして、自分の個性を表現するのも1つ方法だけど、それは誰にでもできることです。このようなことではなく、本来の人間力で他人から愛されるような表面的ではないコミュニケーション力があることが本来の求めらている姿です。
電通のはたらきがい
日本最大手のため、国の事業や行政の仕事も多く扱っています。オリンピック・パラリンピック事業は毎回電通が仕切っており、TV放映の権利も主導権を握っています。
大手上場企業の広告、車、IT、メーカーのほどTV制作を含めた4マス広告や近年は電通デジタルがデジタル領域を担っており、多くの専門知識を持ち合わせた人たちと一緒に働くことができます。
グループ規模で言えば、世界No.5であり、単体では世界No.1の売り上げを誇る会社です。このようなフィールドで働くことは、自身の成長を加速することができ、色々な専門領域にトライすることができるので個人の市場価値を高めていくことができることが魅力です。
働き方についての悩み
電通と言えば、残業が多いイメージがあります。電通に限らず、広告代理店はやはり受注して仕事を請け負うわけですから、クライアントからの要望に応えて広告物を制作しなければなりません。
残業が多い理由①:クランアントからの要求
度重なるクライアントから修正指示が入ることが多いのは事実です。事業会社にしてみれば、巨額の費用を投じて広告を制作したり、メディア費用を投じています。当然ながらその成果を広告に求めるわけですから、細かく修正が入ることは避けられません。
残業が多い理由②:クリエイティブの粘り
制作の総監督が、CDと呼ばれる(クリエイティブディレクター)です。制作の進行中に気に入らないコピーやビジュアルであれば、クライアントに見せられない。という判断が下されます。
それによって、作業量が増え残業や休日出勤が増えていくわけです。有名な武勇伝に、宿泊先のホテルに深夜電話で起こされ、アイデアを説明された。宇宙の果てまで調べていけと言われた。など昭和の時代のCDの逸話は星の数ほどあります。
しかし、昨年のコロナや働き方改革が進む中で、改善傾向にあります。残業は10時以降は一般社員はできないことになり、深夜帰宅、徹夜するというような環境は徐々に変化しています。
電通の事業と人材課題とは
やはり2000年に入り従来の広告のみならず、デジタル領域が伸長していますが、電通は売上をM&Aや企業買収を除き大きく伸ばすことができていません。
一方サイバーエージェントなどのインターネット広告会社は数年で数倍にも会社の規模を拡大させています。デジタルに関しては、遅れているという見方が強く、人材も追いついていないのが実情です。
そのため、新卒では難しかった就職は、能力をつけて転職することは可能だと言えるでしょう。その根拠に、サーバーエージェント、オプトなどのデジタル人材を多く電通は採用しています。
またそれに伴いプロジェクトを支えるメンバー、例えば、AE(アカウントエグゼクティブ)なども、積極的に採用しないと仕事が回らないということになります。
電通の求めている職種
総合職
総合職での配属先は、営業やメディア、コンテンツ、計画、創造性などのほとんど全ての部署に配属される可能性があります。
デジタルクリエーティブ人材
最近から募集されるようになった職種です。メディアやテクノロジーの発展が凄まじい現代では、新たらしい広告を生み出すための採用枠です。
想像力に自信を持っている美術系の学生はもちろん、プログラミング言語を書くことが得意の理系、発想力に自信を持っている文系と、大学での専攻を問わず誰でも応募可能です。
アート職
ビジュアルについての広告作業の業務を任されます。
電通の事業内容
電通ではさまざまな事業展開を行っているため、多種多様な職種を募集しています。
マーケティング
依頼人の市場や目的を解析して、戦略計画を立てることを行う事業。
世界の人の価値観や他人の行動の変化を汲み取り、ポテンシャル的な問題を探したり、ソリューションの案を提供したりして、売れ続けるための方法を組み立てたりします。
依頼人ブランディングの再定義や刷新、そのビジョンの選定、事業戦略の作成などもこの業務の領域です。
これまでの戦略方法を利用して専門的な知識、知見をはじめとして、色々な方向からのコンサルティングを行います。
デジタルマーケティング
デジタル化や技術の発展により、多くの人の動きを分析して、スタイルがかなり大きく変化しているのが現在の時代における特徴です。
そのトレンド変化に対処するための統括的なデジタルマーケティングが、会社のマーケティング活動に対して、最も必要とされる問題になっています。
それを解消するために、現代の先頭でのテクノロジーを大いに利用して、ビックデーに基づく方法を発想していくことがこの事業の業務です。
オンライン宣伝やパソコン、スマートフォンの活用した情報などを一貫性を持って総合的に解析してみることで、依頼人の新しいお客様を見つけ出し、スポンサー化させる役割を担います。
クリエイティブ
テレビコマーシャルやグラフィック宣伝、Web、インタラクティブコンテンツなど、さまざまな計画や発想力を作り出していることが「クリエイティブ」事業です。
ステレオタイプにとらわれない自由な考えで、アイデアを提案・実現します。
戦略をメッセージ化することで、人の動きを掴み取って動かします。
プロモーション
この事業は、買いたいという欲望の行動について顧客経験の全体の設計、つまり心に残る経験を構築し、買うという行動につながる行動を新しく生み出すことを大きなターゲットとしています。
商品やサービスが多様化し、生活者が求められているという個別化が進行し、商品の魅力だけで買いたいという欲望を促進は難しくなってきている今現在、店舗や展示会、街頭、など、世界の至るところでの場所での経験のデザインを構築し、その経験を通した会社のブランディングを行っています。
メディア
消費者へ効率的にブランディングを落とし込むために、メディア戦略やメディア計画の案の設定など、マスメディアやデジタルメディアの効率的且効果的な活用手段を発想する事業です。
会社と交渉し広告する場所を買い取りにいき、radioの媒体を元とする動画各社と繋がるした新しい業務を開発したりもします。
お客様の動画活用行動を理解し、分析して、その心理や必要性を見つけることもこの業務の領域です。
長期間にわたる経験や、独自の方法、手段、コンテンツ資産を利用して、斬新でトレンドのメディア企画を開発・実行しています。
適切なエージェントへ登録すること
パソナならサポートが手厚いので、まずは登録をしてみましょう。
JACリクルートメントは広告会社に豊富な案件がありますので、まずは登録をしてみましょう。
マイナビは案件数が多いので、まずは登録をしてみましょう。