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自己PRのステップ
まず自己PRですが、いきなり書き出すのではなく、しっかり事前に整理してから始めることが大切です。広告代理店もマーケティングを活用し仕事をしていますので、マーケティングの正しいステップで進めましょう。
自己PRのフレームワークを活用
ありがちなのが、自分が頑張ったことを書く。自分ができたことを書く。自分の長所だけを書くことです。
採用では、企業の求めるニーズにマッチさせることをいちばんに考える必要があります。
考える順番は「誰に」「何を」「どのように」伝えるかです。WHO・WHAT・HOWのフレームワークで考えましょう。
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WHO | WHAT | HOW |
態度変容させたい人 | 提供したい価値(便益) | 価値訴求の具体的手段 | |
採用側の人事担当者、部長クラス | 求められるニーズ | 仕事での実績(大学) |
表でわかりやすくしました。
採用する企業側が重視するのは、欠員や補充したい部署に合う要件の人材です。と同時に、リクルート会社を使い時間やお金を使って募集をするわけです。そうなると、すぐに辞められるとまた採用の募集をかけなければならないのです。
WHOを決める
採用で面談を行う面接官が今回のWHOのターゲットとなります。WHOが求めてる人材像をしっかり分析することから始めます。
企業の傾向もしっかり調べることです。HPに社是や企業が大切にしているDNAなども掲載されています。HPを読むだけでも、語彙や語句で特徴がありますので、しっかり理解しメモもしておきましょう。
そこまで分析すると大体会社の内状がわかってきますので、確認できる分析はしっかり行いましょう。
やる気や能力はもちろんですが、部署のメンバーともチームワークよくやってくれるか、長く勤めてくれるかは重要な要素なので、転職回数が多い人は今回が最後の転職だと伝えるぐらいの意気込みもなくてはならないでしょう。
面談で適性も確認しますが、実際に採用する時のために、Webテストを事前に受けることになります。どのような適性や性格であるのかデータでも判断しますので、慌てないために対策をしておくことが賢明です。
自分の適性をチェックしておくことで、客観的に冷静になれることがほとんどですので必ず事前にやっておくことをおススメします。
自己分析はいくつか事前に受けておくことで客観的な視点で自己を認識できます。適性診断「AnalyzeU+」は、OfferBoxに登録すると「AnalyzeU+」という、しっかりした内容結果が得られる優れもの。適性診断は無料で受験できるのが嬉しい。
強みや弱みがグラフで一目瞭然。さらに、自分の強みや弱みがわかりやすく解説されるので、自己PRで作成する材料や本番の面接対策にも役立ちます。OfferBoxで適性検査
WHATに提供できる価値
WHATは、本人が提供できる価値のことですが、それは入社を希望する企業が求めている価値(能力)となります。
つまり、自分が提供できる価値と、企業が求めている能力の共通点こそがWHATとなるのです。
企業のニーズとは?
- コミュニケーション能力
- 主体性、リーダーシップ
- 協調性、柔軟性
- 論理性、ロジカルシンキング
- 課題解決力
- ストレス耐性
- チャレンジ精神
例えば、自分の強みが「チャレンジ精神」と「ロジカルシンキング」で、志望している企業の求める能力が「新しい新規事業に倫理的に整理しチャレンジする人材」だったとしたら、伝えるべきWHATは「チャレンジ」となります。
「学生に求める人材像」として、評価項目にしている企業があります。例えば、WHOである人事の採用担当が注目する項目は「主体性」「ロジカルシンキング」「問題解決能力」の場合が多々あります。
HOWで価値を伝える
では次はHOWです。HOWは先ほども説明しましたが手段です。企業が求める人材が「問題解決」能力だとしたならば、それに沿った内容を伝えることが一番です。
部活や勉強のことを題材にしたとして、部活や勉強のことを事細かく知りたい訳ではなく、その中でどのように自身が、「問題解決」能力を活用したかが大切です。
もう一度おさらいしましょう。
再度確認してみましょう。
自己PRの具体例
今回は「問題解決」が企業が求めている能力です。
「問題解決」を過去どこの場面で使ったことがあるかです。
・例えば、バイト先で注文した商品が大量に届いてしまった。あなたは伝票を確認し、日付や先方の納品書を確認し、実際は先方のアルバイトの人が記載ミスをし、数を一桁間違えてしまった。先方には間違いを指摘するのではなく、一緒に伝票を確認し相手が気づくようにし、問題解決後も両者の関係に支障をきたさないように配慮した。
・例えば、ゼミで発表するチームのレポートが方向性、ゴール目標が不明確になってしまった。目的とゴール目標を共有し、いつまでに、何を、誰がするのか、役割を明確にして期日までに完成させた。発表自体もチームみんなに役割も持たせ、各自が問題解決に貢献したことを印象づけた。
・例えば、新しいデジタル案件のプロジェクトがスタートした。しかし、何から手をつけて良いのか、誰も分からずにプロジェクトが硬直した。そこで、現状分析、目標であるゴール目標のGAPを洗い出し、いつまでに、何をしなければならないのかを書き出してみた。それをチームメンバーで討議することで、議論が進んで問題が解決されプロジェクトが予定通りに進行できた。
いくつか思い当たるlことがあるはずです。まずは、円の中に書き込んでみましょう。書くことで頭が整理されてきます。
自己PRは何度も見直すことで上達する
何社か広告代理店を受ける場合は、会社ごとに分析をしっかり行い自己PRを見直しましょう。
相手の心を動かす自己PRとは?
自己PRで大事なことは、相手の心を動かすことです。相手が望むことを理解し共感するというスタンスが必要です。
ありがちなのが、自己中心的な自己PRで終わってしまうことです。
面談の服装や身だしなみは?
女性のスーツ(上下セット)靴は
上下のスーツセットは、パンツでもスカートでも問題はありません。ノースリーブのトップスはジャケットの隙間から見える場合がありますので避けましょう。色は基本は黒・紺などの落ち着いた色が無難です。ハイヒールは、せいぜい5cmぐらいにしましょう。
髪の毛は清潔感を重視して、長い髪の毛の人は結びなどし仕事に集中できることを印象付けましょう。
お化粧も薄付きのファンデーションで、アイラインやマスカラも濃いラインや長いエクステも避けるべきでしょう。
爪も付け爪で長い、色の派手なもの、目立つもの、また数ヶ月前に行ったネイルサロンで爪の色が落ちかけの状態よりは、除光液ですっきり落としてしまいましょう。
男性のスーツ(上下セット)
上下のパンツスーツですが、まれにズボンが合っていない人がいます。またパンツはしっかりアイロンなので筋がしっかり入っている方が清潔感が合って好感度が上がります。
クリエイティブの方の服装は?
ある程度自由度が高いのがデザイナーやコピーライターなどのクリエイティブ人材です。個性が重視されることはもちろんですが、薄汚れた服装や身だしなみは逆に印象がよくありません。
リクルートスーツでない場合は、清潔感を重視して上下のバランス、履き物にも注意を払いましょう。
まとめ
今回のまとめは自己PRの書き方についてです。WHO、WHAT、HOWを正しく理解すること。相手が臨むこと、会社のことを徹底して調べることで特有の人材像がイメージできるようになります。