就活生の皆さんは、広告業界の志望動機をどう伝えたらいいか悩んだ経験はありませんか。
広告業界の志望動機を書いてみたけど上手に書けない、もしくはこれでいいのか、もっと改善策があるのかな、どうしたらいいかわからないなあ。という悩みを解決したいと思います。
どんなことを書けば、広告業界の志望動機として成立するのだろう。そんな悩みを一緒に考えたいと思います。
Contents
魅力的な志望動機の書き方とは?
就活生のみなさんは、魅力的な志望動機とはどういったことを指すと思いますか?
志望動機でハマりやすい思考とはどんなこと?
就活生の質問:僕はSNSなどのネットが好きなので、世の中を面白くできる広告業界を志望しています。でも、志望動機で好きな広告のことをどのぐらい話をしてもいいものなのでしょう。
就活生の質問:私は、子供のころにCMをみて感動して、その製品に興味をもち、購入し、その後もずっとその製品を使っています。広告の力を信じているので広告代理店を志望しています。
と言うように、広告業界を志望する就活生の皆さんは、ついつい思い込みで書き始めてしまいます。そのように、みなさんは、志望動機の書き方で悩んだことがあると思います。
沢山の就活生がエントリーする業界が広告業界なので、特に魅力的に志望動機を作るためには押さえておくべきポイントがたくさんあります。
それでは、広告業界の志望動機を魅力的に伝える例文をみていきましょう。
広告業界の志望動機に入れるべき要素や、広告業界のポイントです。
よく読んでいただければ、「広告業界の志望動機をどう伝えたらいいかわからない・・・。」という悩みを解決できます。
広告業界での志望動機を完成させて内定を勝ち取りたい就活生は、ぜひ参考にしてください。
【好ポイント】「広告業界」志望動機の例3選
では、広告業界の志望動機を上手にアピールしている例文を以下で紹介します。
【志望動機】例文① 大手広告代理店の場合
私は広告を通じて、社会課題に配慮した商品と顧客を結びつける仕事がしたい。
現在の商品広告の課題として、商品の質がどの企業も同じようになり、差別化をアピールする広告の訴求力ができていないことがあると考えている。
こうした状況下で、これからの消費者は社会課題により配慮している商品を選ぶようになると思います。
私は貴社に入社して、製品の差別化を一段高い社会的な課題へと連携させ、よりアピールできる広告を推進したいです。社会問題と顧客の悩みが共に解決できるものを提案したいと思います。
私は大学時代、所属するサークル活動で、女性のワンオペ育児に配慮し、女性が育児で悩ませない社会活動と商品を結びつけ、育児関連の企業の社員を集めたイベントを開催しました。
このソーシャル課題について真剣に考え、イベントを開催する社会的意義を熱心に伝えたことで、上場企業3つのブランドマネージャーにご参加いただくことができた。
この経験で発揮したことは、課題に誠実に向き合う姿勢を最大限活用し、貴社入社した後はクライアントの製品やサービスに関する課題に真剣に向き合い、社会課題と共に製品の広告作りを実現していきたいと考えます。
貴社ではクライアントが向き合う課題に責任あるパートナーとして向き合う「パートナー主義」を掲げている。
社会課題に真剣に向き合って語ることができる私の姿勢と、貴社の「パートナー主義」のビジョンのシナジー効果で、社会課題に配慮した商品やサービスを顧客を結びつける仕事を実現できています。
結論が最初に述べられていて、簡素で明快な志望動機です。
過去の経験で発揮した「課題に誠実に向き合う姿勢」、且つ行動力がみて取れます。入社後の活躍を期待できるイメージが沸きやすく、志望動機で述べた仕事の実現性も高く見えますね。
【志望動機】例文② ネット広告代理店の場合
私は広告を通じて、人々が悩んでいたり困っている時に、その方の役に立つ製品の情報を正しく届けることができる社会作りに関わっていきたいです。
ネット広告には、人が広告が見たくないものとして認識されているというネガティブな課題が存在すると思います。
一方で、AIが人の仕事を変えていき、ネットのデバイスのIoTの時代になれば、さらに人々がデジタル広告に触れる機会も増加します。
私は貴社で、人々が身近なネットのデバイスを通じて、欲しい時に欲しい商品が届くようになるにはデータを活用して顧客の状況に合わせて情報を提供する仕組みを実現したいです。
私は大学時代に、中国に行きアプリを利用したタクシーを入札で利用するサービスを目の当たりにしました。ほんの一年前はシェア自転車が流行っていたそうですが、時代のニーズをうまく拾い上げたことでこのアプリがシェアを奪っていきました。
この経験から、友人と簡易アプリを作成し、大学の友人達の情報を入力し、文化祭の模擬展の広告をベストなタイミングで告知したところ前年比125%で達成できました。
この経験では、常に世に中は進化していて人のニーズを把握して解決する能力がビジネスの基本であり、貴社では顧客のベストなタイミングを狙った製品広告システムの実現に携わっていきたい。
貴社では、web広告業界内で最も旬なビッグデータ活用を推進していると認識して成果をあげる業務に尽力したい。
この志望動機でも、結論をしっかり先頭に置いていることで志望動機が明瞭になっています。
昨今のデジタル広告は、全て個人データの活用です。そこを正しく理解している上に、自らリーダーシップを発揮し、瞬時に行動し実証した経験を記している。
自身の「実情的なニーズを把握する能力」と「ビッグデータ活用」のシナジー効果で、入社してからも活躍する姿を想像することができますね。
【志望動機】例文③ ハウスエージェンシーの場合
私は広告を通じて、都心だけではなく地方ローカルエリアに住みたい人たちの支援をしたいと考えている。
今日まで、東京への一極集中が進行し、交通渋滞など様々な問題を引き起こしてきている。
一方、昨今のコロナ禍を受けて本格的にリモートワーク化を推進する企業も出てきており、また地方に住みたいという需要を汲んだベンチャー企業が福岡や関西エリアを本社にする事例も出てきている。
私は貴社で、鉄道会社の強みを生かし国や自治体と連携し、地方に住みながら仕事をする人たちの後押しができるような広告の制作に関わっていきたい。
私は大学のサークルで、地方自治体と連携した地域密着の創生事業のアルバイトをさせていただきました。
その自治体に自ら深く接することで、その地方ならではの「暮らしの場所としての居心地の良さ」を発見し、イベント、DMやPR活動の宣伝活動を行った。
この活動で得た、自ら深く関わって自治体が推進する豊な暮らしを実現する推進力や姿勢を活かして、貴社では地方に暮らす人と仕事ための広告企画・制作に携わりたい。
特に貴社のグループでは電車やバスなどの交通機関や商業施設事業も持っており、自治体との関わりが強い。
私の大学で経験した「自ら深く関わって自治体の良さを見つける姿勢」と貴社の自治体との関わりの深さのシナジー効果で、地方に住み仕事をする人達を応援できる広告業務を実現していきたい。
この志望動機では広告を通じて「ソーシャル課題を解決したい」ということが冒頭に述べられており、意志が強い明快な志望動機になっています。
近年は、企業も社会解決と商品を結びつけた活動や商品も誕生しています。背景には広告の一方的な宣伝ぽさが好ましくないと受け取る人々が増えていることがあります。
今回の事例の地方の暮らし以外にも、環境活動、生物多様性なども参考にできるかと思います。
記載している大学時代の経験が納得感を増幅させ、課題解決への意識の強さや実現したい仕事の実行性の高さが伝わりやすいです。
人事に刺さる志望動機は、「自己分析」が重要
人事がみるポイントは、いくつかありますが、特に重要な下記3つを紹介します。
① 述べていることの一貫性
② 現状を冷静にみれる客観性
③ 思考力と行動力
自己の分析で最もおすすめな自己分析診断ツールは、統計データをもとにした多くの分析結果を参考にしながら自己分析です。
3人に1人が使ってる「キミスカ適性検査」を使うと、41項目の内容から「あなたの強み」を発見できます。
ぜひ、人事部の担当者に納得してもらえるあなただけの志望動機を作ってみましょう。
【志望動機のWHY3要素】 広告業界のポイントとは
同じ広告業界でも色々な種類の広告会社がありますので、それぞれの会社にマッチするものを作成する必要があります。
ところで、広告業界の志望動機に必ず入れるべき要素等は何があるのでしょうか・・・。
広告業界の志望動機に入れるべき要素は以下の3つがあります。
あなたが目指す広告業界の志望理由などを当てはめて、魅力的な志望動機を作ってみましょう!
【要素①】WHY なぜ広告業界を志望するのか
【要素②】WHY なぜその企業を志望するのか
【要素③】WHY 入社してどんな仕事をしたいのか
では、順番に広告業界の志望動機に入れるべき要素について、1つずつ説明していきますね。
【要素①Why】なぜ広告業界を志望するのか
広告業界の志望動機に入れるべき要素の1つ目のWHYは「なぜこの広告業界を志望するのか」です。
広告業界は人気の業界だけに、なんとなく憧れて、キラキラした雰囲気に興味があって、という理由であまり深く考えず志望する学生も多くいます。
そのため、人事からすれば本当に広告業界で働きたいと思っている志の高い就活生が求められます。
【要素②Why】なぜその会社を志望するのか
広告業界の志望動機に入れるべき要素の2つ目WHYは「なぜその会社を志望するのか」というReson(理由)になります。
広告業界には分類される企業は多数ありますが、人事採用担当者は優秀な人材を採用したいと考えるため、内定辞退をされることを非常に恐れています。
また、就活生自身にとっても、第一候補の内定を獲得したにも関わらず、「あれ、なんだか違う」という事態になり、辞退するようなことになっては、心身ともに疲れてしまいます。
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「広告代理店の転職に成功できたのですが、実は内定辞退したくてブルーです。」の記事はここから
広告業界では特になぜその会社を志望したのか、その理由も説得力のあるものでなくてはいけません。内定辞退をしないためにも、自己分析をしっかりとおこないましょう。
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「なぜその会社を志望するのか」については、「瞬時にニーズを把握する能力と、大手デジタル会社だからこそネット上にあるビッグデータの活用ができる。そして、シナジー効果によって、より適切なタイミングで広告をキャッチできるシステムを実現できる」。
その企業でなけれできないことなどの理由を伝えましょう。
【要素③Why】入社してどんな仕事をしたいか
広告業界の志望動機に入れるべき要素の3つ目のWHYは「入社してどんな仕事をしたいのか」です。
広告業界では様々な職種があり、職種によって実現できる仕事は色々あります。
自分が実現したい仕事がどの職種に分類されるのか、エントリーシートの項目で尋ねられることも多いので、しっかり事前に調べておきましょう。
他にも、企業によって細かい職種の分類があります。
自分のやりたい仕事がどの職種に当てはまるのか、しっかり把握しておくようにしましょうね!
【志望動機の3step】広告業界の人事に深く伝わるには
広告業界の志望動機では、志望する会社の理解や職種についても深い理解が必要です。
そして、入れるべき要素は理解できたけど、、実際には、まだ広告業界の志望動機を上手に伝えられる自信がありません・・・。と言う声が聞こえてきそうです。
必ず入れるべき要素のほかに、広告業界の志望動機を上手に伝えるためには押さえておくべき3ステップが存在します。
これから説明する3ステップに従って志望動機を伝えるようにすれば、エントリーシート(EC)や面接で広告業界の志望動機を上手に伝えられますよ!
【志望動機の3step】広告業界の人事に深く伝わる
【ステップ①】入社してから解決したい課題を伝える
【ステップ②】その企業で課題を解決できることを伝える
【ステップ③】過去の経験から自分が課題を解決できることを伝える
それでは、以下で広告業界の志望動機を上手に伝える3ステップについて1ステップずつ説明していきますね。
【ステップ①】入社後に解決したい課題を述べる
広告業界の志望動機を上手に伝える1ステップ目は「入社後に解決したい課題を述べる」ことです。
広告業界は多くの就活生が志望する業界のため、人事の採用担当者は数多くの就活生の中から入社して最も活躍してくれそうな学生を選ベるように比較検討して就活生をみています。
そのため、広告業界の志望動機では、入社して解決したい広告業界の課題や社会の課題をまず正しく理解していることを伝える必要があるのです。
広告業界の志望動機に必須な要素の1つである「広告業界を志望する理由」がこれです。
「広告でソーシャル課題に配慮した商品と顧客を結びつけたい」など明確に伝えましょう。
【ステップ②】その会社で課題解決できることを述べる
広告業界の志望動機を上手に伝える2ステップ目は「その企業で課題を解決できることを述べる」ことです。
先にお伝えしたように、広告業界の志望動機では、多くの競合他社ではなくその企業を志望した理由を伝える必要があります。
具体的には、その企業の強みを生かすことで、自分が見つけた課題を解決することができるということを伝えるとよいのです。
【ステップ③】経験から自ら課題を解決できることを述べる
広告業界の志望動機を上手に伝える3ステップ目は「経験から自らが課題を解決できることを述べる」ことです。
ステップ②まででその企業で課題が解決できることを述べることで、採用担当者は「この人は本当に課題を解決してくれるのかな」と気になっています。
そこで、過去の経験から自分の潜在的な能力をアピールすることで、課題解決の実現性の高さを理解してもらう必要があるのです。
ここまで伝えることで、面接官は「企業の強み」と「あなたの強み」の相乗効果で課題を解決してくれるだろうと思うことができます。
やってはいけない3つ【広告業界の志望動機】
広告業界の志望動機では、課題解決の実現可能性が高いと思わせることが大事なんですね!
就活生の質問:最後に、広告業界の志望動機を伝える時にやってはいけないことなどがあれば教えて欲しいです。
【NG①】企業への憧れからつい始めてしまう
広告業界の志望動機を伝える時にやってはいけないことの1つ目は、企業への憧れから考え始めてしまうことです。
企業が求めているのはその企業に憧れているファンではなく、その企業のリソース(資源)を利用して成果を上げてくれる人材であるからです。
広告業界は特にキラキラしたイメージやクリエイティブでかっこいいイメージを持たれがちです。
他の「ただの憧れのファン」になってしまっている就活生と同じだと思われてしまわないように、企業への憧れから志望動機を考えるのはやめましょう。
NGワードとして、ただ単に好きであるとか、興味があって、面白そうとかのみで話をまとめてしまうことです。
単に企業への憧れではなく、企業のリソース(資源)を利用して解決したい課題があることをアピールするようにしましょうね。
【NG②】広告会社ならどこでも使える課題を話してしまう
広告業界の志望動機を伝える時にやってはいけないことの2つ目は、広告会社ならどこでも解決できる課題を話してしまうことです。
広告業界の志望動機を作る上で難しいのが、その企業ならではの志望動機を作ることです。
例えば「クライアントの要望や希望を汲み取って、成果や効果を出せる広告を作りたい」という志望動機ではどの広告企業でも実現できてしまうでしょう。
その会社ならではの強みを活かしてこそ、実現できるような課題を提示した志望動機を作るようにしましょうね。
企業研究で会社ごとの強みを把握して、その企業ならではの志望動機を作れるように心がけましょう!いわゆる表取りと言うマトリックスで、その会社のビジョン、経営の強みや弱み、特徴などをしっかりまとめて見るのもいいでしょう。
【NG③】課題解決の根拠を「制作物やできること」だけにしてしまう
広告業界の志望動機を伝える時にやってはいけないことの3つ目は、課題を解決できる根拠を「制作物」だけにしてしまうことです。
例えば、大学生レベルでは創作物が優れていても「実際の広告会社の現場と比べればレベルが低いな」と思われるからです。
そして、実務能力は入社してからでも伸ばせるため、新卒や第二新卒の採用ではポテンシャルや人柄が重視される傾向にあります。
必ずしも今の制作物などの実務能力をアピールしてはいけないわけではありません。必ず人間的な魅力も採用では重視していますので、人柄や仕事への姿勢などを合わせてアピールするようにしましょう。
実務能力だけをアピールしてしまうと、現場の社員に比べた場合に見劣りしてうまく評価されないかもしれませんね!例えば、「コピーライティングができます。」「SNSもやってました」などです。
就活生がやっているレベルとプロがやるレベルでは力の差が違いますので、そこだけを推し進めることはあまり好ましくありません。
エントリーシートEC「志望動機」の通過率を押し上げる3つの方法
内定したエントリーシート(EC)を参考に
頑張ってエントリーシートの志望動機を書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
志望動機を上手に書くコツってあるんですか?
志望動機を上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にして志望動機を書けば、通過率がグッと上がります。
ただし、自分の体験や考えにマッチした内容でなければ上部だけになってしまう可能性もありますので、あくまで参考にする程度にしましょう。
志望動機を書いた後は、ES添削に出してみよう
エントリーシートの志望動機をとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
この志望動機で本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
志望動機を考えるのが面倒なら、逆に求人サイトの企業から直接オファーをもらおう!
企業によって毎回内容を変えて志望動機を作るのって正直、手間がかかって、、
企業ごとの志望動機って毎回考え直すのって面倒くさくて、、大変だと感じる人
確かに、志望動機を会社ごとに考えて直すのって大変ですよね。
志望動機を考えずに選考を受けるなら、直接 企業から選考オファー受け取っちゃう逆求人サイトがおすすめです。
自己PRやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)をしっかり書いておくだけで、企業から選考オファーが来ますので、エントリーで志望動機を書く必要がありません。
適職診断では、マッチする職業が分かる「キミスカ」
- 企業から多くのオファーを受け取りやすい。
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- 選考状況をきちんと書いておけば、選考をスキップできる場合もある。
志望動機を企業ごとに考えるのが大変だと感じる就活生の方は、キミスカを使ってみましょう。
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