WPPグループとは
1971年に、ワイヤー&プラスチック社(Wire Plastic Products)設立、ワイヤー製買い物籠の製造を始めた。WPPの名称は、当時の社名の略称からきている。1985年、広告代理店サーチ&サーチの財務担当者だったマーティン・ソレルは、国際マーケティング企業を構築するため676,000ドルで同社の30%の経営権を取得。1987年にソレルが最高責任者に就任、社名をWPPに改めた。WPPは1987年に、JWTやヒル・アンド・ノウルトンを傘下に持つジェイ・ウォルター・トンプソンを5億6600万ドルで買収。1988年にNASDAQに上場。翌1989年にはオグルヴィ・アンド・メイザー・ワールドワイドを買収した。1998年には日本の大手広告代理店のアサツー ディ・ケイと資本・業務提携した。2000年には、最初のカラーテレビCMを作ったことで有名で、1975年に全米1位(2016年時点では単体で世界10位)となった老舗広告代理店ヤング・アンド・ルビカムを買収した。
アイルランドのダブリンに本社を置いている。世界最大の広告代理店、107カ国に進出。グループ全体で2,400のオフィス、162,000人の従業員を擁する。2016年現在、日本最大の広告代理店グループである電通グループの約3倍の規模を持ちます。
ワンダーマントンプソンジャパンwundermanthompsontokyo)として、昨年社名変更になり生まれ変わりました。社長は旧JWTの北島CEOです。今までの旧JWTのメンバーで続投社員も多くいます。
デジタル時代に、どのようにワンダーマントンプソンジャパン(wundermanthompsontokyo)が実績をあげていくのか楽しみです。
Contents
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)2020年合併とは
- ワンダーマントンプソン / wunderman thompson tokyo(旧JWT)
- 平均年収 660万円
- 従業員数 約160名
- 資本金 4億9,000万円
- 設立年月日 1956年4月1日
- 住所 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー30階
沿革
1864年にジェイ・ウォルター・トンプソン(JWT)は、世界初の広告会社としてNYで設立された。
1877年に James Walter Thompsonにより社名をジェイ・ウォルター・トンプソン・カンパニー(The J. Walter Thompson Company)に変更する。
1956年に日本のオフィスとして東京こちらで創立(外資系広告代理店としても世界初の日本への参入)
2005年にJWTに社名変更をする
2014年に創業150周年に社名を、The J. Walter Thompson Companyに再度戻す
2020年 ワンダーマンと合併し、ワンダーマン・トンプソン・ジャパンに。(WTJapan)
(Wunderman) はダイレクトマーケティングの生みの親であるレスター・ワンダーマン (1920-) により 1958 年に設立された広告代理店であり、1990 年にヤング・アンド・ルビカムグループの一員となった。日本においては 1985 年に電通との合弁会社である電通ワンダーマン (当時 電通ワンダーマンダイレクト) が始動。2007 年 4 月には WPP 100% 出資でワンダーマン インターナショナル (WPP マーケティング・コミュニケーションズ株式会社) がグローバル ビジネスに対応する東京拠点として新たに設立された。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の事業紹介
ワンダーマントンプソン wunderman thompson tokyoは、(旧JWTは)WPPグループの中核企業が日本に設立した法人です。
同社の母体であるアメリカの旧JWTトンプソンは、世界で初めての広告代理店として知られています。日本への進出は早く、1956年には日本での事業を開始しています。
国内の企業へのコミュニケーション戦略や広告、プロモーションを行っているだけでなく、それらの企業が海外進出する際のプロモーションのサポートを行うことでも有名です。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の社名になった背景
wunderman thompson tokyoは今までデジタル領域とメディアを扱うことに弱点がありました。エージェンシーの役割は大きく変化。
特にヨーロッパやアメリカは変化が激しい。今までのようにクライアントからマス広告のテレビCM制作を主軸にしたクリエイティブの仕事だけではなく、デジタル化の波もあり、コミュニケーションをデータも含め統括するコンサルティングの要素が多くなったこと。
カスタマジャーニーをデータで可視化しながらコミュニケーションの管理をする時代のにニーズに合わせ、クライアントの集客や売上拡大をサポートするためにワンダーマンのデータとJWTのクリエイティブ力を融合させることが要因です。
世界ではJWTの約1万人従業員とWundermanの約1万人従業員の合併で、総勢約2万人規模に。日本ではWT Tokyoによって従業員は約300人に。
日本のマーケットはテレビCMが主流。しかし今後はデータを活用したコミュニケーション戦略が増加すると見込まれます。
旧JWTはブランディングとクリエイティブが強み。Wundermanはデジタルマーケティングが強み。それぞれの強みを生かすための合併となる。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の仕事内容
基本的に海外の企業をクライアントにした日本進出に関わるブランディングやプロモーション、広告などを行っています。
また、進出後も継続した広告代理店業を行うほか、最先端のマーケティングソリューションの提案を行い日本市場で確固たる地位を築くことを支援します。
もちろんこういったノウハウを生かして日本国内の企業のサポートも広告代理店業務を通じて行っているのが、その内容です。
旧JWTのカンヌ受賞歴
カンヌ国際広告祭「メディア部門」は、ネスレコンフェクショナリーのチョコレートブランド「キットカット」の「キットメール」がグランプリを獲得。カンヌ国際広告祭「メディア部門」での日本企業のグランプリ獲得は初。
キットカットでカンヌ受賞
2003年から「キットカット」は、受験生を応援するキャンペーンを実施。「キットカット」のパッケージに受験生への応援メッセージを書いて郵送郵送できる「キットメール」で一躍話題に。
東大正門のすぐ近くにある本郷郵便局を「サクラサク郵便局」として多くのメディアが取り上げる。またこのキャンペーンは受験シーズンにはあやかり商材として、現在も行われている。まねっこ受験グッズも多く生まれている。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の仕事の特徴
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の仕事の特徴は、欧米企業を中心とした広告代理店業務が中心になっていることです。
そのため、クライアント側の窓口が外国人になっていることも多く、外国人担当者との打ち合わせを行うことも少なくありません。
もちろん、直接クライアントと接しない業務に関しては日本語も利用できますが、外国語の語学力は必須とは言わないまでも必要ということは確かです。
また日本企業のクライアントは、革新を求めて依頼する企業も多く、それらの企業に対して最先端のテクノロジーやアプローチの企画立案を行うこともあります。
過去のJWT事件の真相
過去50代男性社員に退職勧奨をして、2度とも敗訴しています。最初は2007年に東京地裁に提訴を行いました。一審、二審ともに50代男性社員が勝訴しました。
旧JWTは最初は上告しましたが、その後取り下げを行ました。そして50代男性社員に対し再び退職勧奨を開始しました。50代男性社員が拒否すると、再び解雇通知を。
再度不当解雇訴訟となり、一審でまたも50代男性社員の原告が全面勝訴。最終的には和解交渉となり、約5千万円の和解金を原告に支払い締結。
泥沼の提訴として当時はブラック企業としてのレッテル感が強かったのですが、経営層も変わり、従業員に対し会社からの無理な強要はなくなりました。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の年収
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)の社員の年収は、1,000万前後。社員が多く存在しています。年俸は日系代理店高め外資系広告代理店は年俸制が基本で、年俸額は日系代理店と比較すると総じて高めです。
しかし、実力主義が徹底されているため、成果次第で給与は下がりますし、場合によっては解雇されることもあるということだけは認識しておく必要があります。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)のメリット
クライアントには、ハーゲンダッツ、ジョンソン&ジョンソンやユニ・チャームなど大手上場企業など多数手がけています。
基本年俸制になっているので交渉しだいによっては短期間での大幅な昇給も期待できます。
また、完全に歩合に近いため会社として利益を出すことができれば、その分収入を増やすことができます。クライアントのためにいかに利益を生み出すかを考えて行動できるという点でやりがいがあります。
ワンバーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)欲しい人材
アカウントエグゼクティブ(営業)の求人があります。応募資格としては大卒以上で総合広告代理店、もしくは、コミュニケーション業界で3年以上の経験を持つ中途採用者です。
欲しい人物像として新規アカウント獲得のための新規顧客開拓事業を目指すものです。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo)に求められる能力
総合的な広告代理店業務の知識と高いコミュニケーション能力、そして目標意識の高い方を求めています。
ブランディング作業も多くありますので、ロジカルな思考で物事を進められることが社内及びクライアントに対して求められます。
ワンダーマントンプソンジャパン)wundermanthompsontokyo)のまとめ
世界的に巨大な企業であるWPPの中核企業です。
そのため国内外の様々な案件を対応する機会も多く、大きな仕事の一端をになうこともできるやりがいの高い企業といえるでしょう。
アプリの無料診断を受けてみる
ワンダーマントンプソンジャパン(wunderman thompson tokyo)に転職したい、もしくはマッチするか知りたい人は、一度求人サイトの無料診断を受けてみることで適正を測定することができます。
スマホから手軽にできる、コンピテンシー診断。あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
まずはアプリで適性チェックを受けてみることをオススメします。登録は無料です。
ワンダーマントンプソン(wunderman thompson tokyo) のまとめ
コロナ禍で広告業界が厳しい厳しい状況に陥ることが予想されますが、外資は大きなクライアントをしっかり掴んでいるケースが多く存在します。
安定的な大手クライアントがいれば問題はないでしょう。経営もきちんと戦略をたて、業績を安定させることを念頭に入れますので、転職を検討する候補としは優良企業と言えるでしょう。
必要なものは、英語力、広告のブランディングの経験、高いコミュニケーションスキル、クリエイティブなら高いデザイン力と賞の獲得でしょうか。
作品集のBookは事前にしっかり作成しておくことをお勧めします。
適切なエージェントへ登録すること
マイナビは案件数が豊富ですので、まずは登録をしておきましょう。
パソナならサポートが手厚いので、まずは登録をしてみましょう。
JACリクルートメントは広告会社に豊富な案件がありますので、まずは登録をしてみましょう。
Dodaなら自動で条件に適した案件を送ってくれるので、忙しい転職活動も効率よく実施できます。
アージズジャパンは案件数が多いので、まずは登録をしてみましょう。