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新しいチラシ広告
新聞折り込み以外にもチラシ広告はあります
毎日のように新聞にはたくさんのチラシ(折り込み広告)が入ってきます。チラシの折り込み料は全て新聞販売店の収入になるので、1枚当たりの料金が5円、10円でも馬鹿になりません。折り込みチラシの収入が購読料収入を上回ってしまう販売店も多く、販売店を経営する上で重要な収入源になっています。
ところで、チラシはどのように配布するかがとても重要です。チラシ広告は新聞の折り込みばかりではありません。
街頭で通行人に一枚ずつ手渡すチラシもあれば、集合住宅やマンションなどのポストに一枚ずつ投函するポスティングチラシやフリーペーパーへの折り込み、通販カタログや会員誌などのDMへの折り込み、最近はWEBを使ってチラシを表示するネットチラシも多くなり、今後はもっと活用されるようになると思われます。
このようにターゲットによって配布方法を変えていくのがチラシの効果的な使い方です。
スーパー・GMSの量販店ではチラシは効果的
最近は、新聞の折り込み広告はゴミになるからいらないという人がいる一方で、スーパーのチラシを楽しみにしている主婦も多く、少しでも安いものを買おうとしている消費者にとって無くてはならないものになっています。
またGMSのチラシはお得情報も多く、集客には絶大な効果を発揮します。このようにスーパーにはチラシは欠かせない営業ツールと言えます。
更にスーパーばかりでなく、ユニクロやしまむらなどのアパレル・衣料品、ヤマダ電機やケーズデンキなどの家電量販店、ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局、サンドラッグと言ったドラッグストアも折り込みチラシを日常的に利用しています。このほかにも求人情報や霊園広告、パチンコ店や健康食品などが使うケースもあります。
折り込みチラシ広告の媒体別メリット・デメリット
折り込み方法にはそれぞれメリット、デメリットがあるので、折り込み方法別にそれを解説します。
新聞折り込みチラシ広告
先ずは新聞ですが、新聞自体に信頼性が高いので、チラシの信頼度も上がる傾向があります。ただ、最近は購読数が減少気味な上、購読層の年齢が高く、じっくりチラシを見る層が限られていることから、ターゲットが決まってしまうのがデメリットです。しかも1日にたくさん折り込まれるため、全てに目を通す人は殆んどいません。
ポスティングチラシ広告
専門業者によるポスティングによる配布方法は、地域を絞った宣伝やキャンペーンなどには効果的です。しかも、新聞と違って一枚一枚投函するので目に留める確率が高いのがメリットです。
ただ、最近はポスティング禁止のマンションなども多く、配布先が限られてしまうのがデメリットです。ただし、戸建て住宅の多い地域では屋根の葺き替え、外壁の塗装、廃品回収のお知らせなどには効果的です。
フリーペーパーへの折り込みチラシ広告
フリーペーパーの折り込みチラシは、配布場所やエリアを絞り込むことが出来、ターゲットに届きやすいのがメリットで、新聞のように契約者でない人も手軽に手に取って貰えるのが利点です。
ただし、大きさが雑誌サイズなので、新聞のように大きなものが折り込めず、サイズが限られてしまうのがデメリットです。
DMへの折り込みチラシ広告
DMへの折り込みチラシは、ターゲット層へ直接届けることが出来て開封率も高いので、読んでもらえる確率が非常に高いのがメリットです。ただし、郵送料がかかる方法なので、他の方法に比べて折り込み料が高く、費用がかさむのがデメリットです。ただし、自社でDMを送るよりははるかに安い料金で届けられます。
WEBチラシ広告
WEBチラシは、ネット環境があれば誰でも見ることが出来る上、一度見ると継続的に見て貰えるメリットがあります。ただし、新聞折り込みのサイズそのままのチラシが多く、PCならば見やすいのですが、スマホでは見にくいのがデメリットです。しかもネット環境がなければ見ることが出来ないので、高齢者には届きにくい手法です。
チラシ広告の費用
チラシ広告を費用の面から検証してみると新聞の折り込み広告は、部数や地域、折り込み会社を通じて届けられた場合と直接持ち込んだ場合で異なりますが、2・8円から16円です。
ポスティングの場合は、枚数によって価格を決めている業者が多く、1枚当たり3・8円から6円が相場です。フリーペーパーは2・7円から3・5円、DMの場合は5円~30円で、サンプルなどを同梱する場合はもっと高くなります。
WEBチラシの場合は、1アクセス当たりの成果報酬で、後からサイトに支払う方法です。スーパーによっては自社のHPでチラシを表示しているところあります。
チラシ広告を作る方法
チラシの作り方、折り込みの方法を説明すると、今は制作するためのアプリもあるので個人でもPCの知識があれば簡単に作れる時代です。
自分のお店や商品のデザインをしてネットで印刷業者に発注、チラシを折り込み業者に持ち込むことも可能ですが、殆んどが専門の制作業者に依頼します。
大手企業やスーパーの場合などは広告代理店やハウスエージェンシーが中に入り、企画・打合せ、デザインから印刷の発注、配送、折り込みの依頼などを全て請け負っています。お金はかかりますが間違いなく、インパクトのある効果的なチラシを作ってくれます。
今はネットを使えばクラウドで個人のデザイナーにデザインを依頼することも出来ますから、パンフレットやホームページを一緒にデザインして貰い、チラシで興味を持ってもらい、詳しい内容はHPやパンフレットで知らせるという方法もあります。
確実なDMのチラシ広告も効果的
確実にチラシを見て貰うならば、開封率が高いクレジットカードの明細書を送るDMなどに折り込む方法です。更に、子育て中の女性がターゲットならば、幼稚園や保育園で配布する雑誌などへの折り込み広告が効果的です。独身女性がターゲットならば美容院に置いてあるフリーペーパー、映画館に備え付けのラックに置く新作映画のチラシも効果的な手法の一つです。
地域限定のチラシ広告ならポスティング
中でもDM用の個人資料を持った会社にチラシを依頼すれば、単価は高いですが無駄が少なく広告の到達率は非常に高くなります。ただし、顧客をお店の周囲数キロと言った地域を限定した狭い範囲のチラシならばポスティングが有効な場合もあります。
開店の告知を始め、新商品の紹介に使えば効果的です。新聞への折り込みチラシでも、新規に開店したお店などは良く利用しているようで、新聞販売店の集金時にお店の人から相談を受けるケースが良くあるようです。
最近ではスマホへ配信するネットチラシが多くなり、地域のスーパーやドラッグストアの情報を見る人が増えています。ただし、画面が小さいので従来のようなチラシをそのまま使っても無理ですから、ネット用のコンテンツが必要です。専用アプリでタテ型で見やすいレイアウトの画面が最も効果的です。
チラシ広告のまとめ
チラシ広告はたくさん配布すれば効果があるというものではありません。ターゲット層が的確に目にするように媒体を選び、地域を絞って撒くことが重要です。そして、デザインも大切で確実に目に留め、手に取って内容を読んでもらえなければチラシの意味がありません。
当然ですがプロの意見も必要で、自分で作ったラフを基に納得がいくまで相談できるデザイン会社を見つけることも大切です。
デザイン会社との信頼関係が出来れば、チラシばかりでなく、会社のロゴや会社案内のパンフレット、商品カタログ、社員の名刺に至るまでトータルに任せることが出来ます。そのようなパートナーを持つことは事業を大きくしていく上でとても大切なことです。
広告代理店やデザイン会社に転職しようと考えている方はこのようなチラシ広告の仕組みを充分理解する必要があります。
適切なエージェントへ登録すること
転職したいならまずはエージェントに登録して有利に転職を進めましょう
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