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リストラは、2021年に最大規模になる可能性
大手企業が次々に人員整理を発表し、退職勧奨、早期退職、希望退職などあらゆる手段でリストラを開始してきました。
広告代理店業も、他人事ではなく、電通の個人事業主化も要は人員整理とも考えられます。業界トップの電通が行うほどですから、他の広告代理店が実施しないということはありませんね。
今後、ナンバー2の博報堂やナンバー3のADKや大広も、業績次第では十分にリストラ対象者を募る可能性があります。
リストラ面談で呼ばれたら
まず、リストラの面談をする前には必ず人事と関係部署で、リストラ対象者リストを作成しています。そのリストにもしあなたの名前があれば、次に行うのがリストラ面談です。
上司から「ちょっといいかな」と言われて、あまり理由もはっきり話してくれず、面談日時の予定を入れられたら、リストラ面談の可能性があります。
「リストラされたら、、」と不安になる気持ちはよくわかります。
きっと、皆さんはどうしたらいいのか。そして「明日からどうしたらいいのだろう。」とパニックに陥ってしまうのではないでしょうか
いつも定期的に振り込まれていた収入が途絶えてしまうわけです。家賃や住宅ローン、生活費の支払いに困ることになります。扶養家族を抱えていれば尚更です。
そして、リストラ候補者に最初に行うのがリストラ面談になります。
リストラ面談とは
リストラ面談とは、早期退職・希望退職を会社側が募集し、個別に従業員に退職勧奨(リストラ)する場合に、必ず行うのが会社側からリストラ対象者への「面談」です。
リストラ面談とは、戦力外通告すること(退職勧奨)
会社側は戦力外社員とみなし、リストラ面談を実施します。
退職してもらうためにあらゆる手段を使ってきます。なぜならば、普通のやり方ではなかなか本人が「承知しない」からです。
会社によっては、「頻繁に面談」「長時間拘束」「大声などの嫌がらせ」「大人数」を伴う面談では強引に明らかな法違反の退職強要をする会社もあります。
もちろんそんな会社ばかりではありません。きちんと会社の業績状況を伝え、人員整理の説明をする会社もあります。
どちらであったとしても、会社のペースだけの面談になってしまうと精神的にも肉体的にも不安に陥ってしまい会社に向かう足も重くなりがちです。
不安な気持ちを抱え毎日仕事をして暮らしていくのは、辛いものがあります。面談の対処について、事前にきちんと理解している、理解していないでは心も持ち方も違ってきます。
想定される内容を知る
大規模のリストラをする企業は、専門企業から指導を受けることが多いものです。その場合、リストラ対象者との面談のやり方の徹底的に受けます。
俗に言う「リストラマニュアル」を活用して実施されます。マニュアルは、相手の出方を想定した対策の仕方が書かれています。
リストラ面談の回数
まずリストラの面談回数ですが、1回で終わることがありません。初回は、会社の業況説明と、人員整理をすることの必要性を淡々と話をされることでしょう。
そして、その人員整理の対象者が「あなた」ということです。面談の回数は通常3回以上~は実施させることでしょう。何度か話を繰り返すことで退職へと気持ちが動くことを狙っています。
リストラ面談で記録を取る
面談では、人事部と上司が同席されていることが一般的です。事前にすり合わせや練習などのロールプレーイングが行われています。
事情説明は淡々と話をされますから、いつ・どこで・どのような話をされたのかメモや取ることです。言われた説明や内容を細かく記すようにしましょう。例えば、週に何度も呼び出され面談し退職話をすることは行き過ぎた行為とみなされることがあります。
また、態度や言い方も含めて細かく記すようにしましょう。例えば、怒鳴る、何度も繰り返す、私生活などを持ち出して行われることです。
面談では「仕事は辞めて女の幸せを見つけたら?」と言われました。結局、私は早期退職の書類にサインをしましたが、後悔しました。 私は組合には相談しましたが、会社が大変な時なので あまり動いてくれませんでした。
仕事が出来ない訳でもなく、きちんと職務をこなしていました。 会社側としては、 「結局退職届けにサインをしたのは本人だから」という言われました。 リストラされる時ってこんなもんなんでしょうね。
状況を録音する
会社の話の内容次第では、行き過ぎたやり方を不当として申し立てをすることもできます。その場合は、証拠が必要となりますので、ノートではなく音声録音がいいでしょう。
万が一、裁判などになったときは力強い武器にすることができます。一番最初から圧倒的優位に事を進められることも可能です。
何度も面談をされることで精神的に辛くなってしまい、もう返答して楽になりたいと思う気持ちもわかりますが、何事も焦らないことが大事です。
会社側もよく知っているので、そういった録音の使用を止めさせたりすることもあると思いますが、何を言われても、ICレコーダーも前に置いて「録音スタート」とスイッチオンすることは、なんの問題ありません。
「なにそれは。そんなんじゃあ、話せる事も話せないでしょうが。そういうことされるとお互いの信頼関係も崩れてしまうので遠慮して欲しい」
激しく抗議されることも、その場の雰囲気もあるかもしれません。レコーダーは無理に使おうとすれば、とり上げられたり、机の上にオフして置かされたりすることもあります。その場合に備え、2台持つことも必要です。
会社側から止めるように言われた場合は、これはあくまで言った言わないの話になった場合の確認用ということを伝えましょう。実際、言われたことを後で冷静に確認するときにもできます。
ある方は、録音された一部始終をその都度聞いて「こんな内容を言われて、絶対負けたくない」と励みにしている人もいます。色々な使い方がありますが、録音することで後で冷静に内容を振り返って確認できますので、メリットが大きいです。
即答しない
各部署や人事にはリストラ目標人員が決まっています。ですから、いつまでにという時期も決まっています。ですので、トラブルが起きそうだとか時間がかかりそうな人は後回しにしようとします。
そんなやり取りをする中で、リストラの台風が過ぎることがあります。過ぎてしまえば、あれはなんだったのかとおうこともあります。
会社の状況が変わり財政的状況が回復して急にリストラが中止になったり、希望退職の応募人員が想定していたよりも募集枠を超えることがあります。直前で上司の異動でリストラ候補から外されたりということがありますので、根気強く会社と交渉してつづけることです。
まとめ
リストラ面談が始まった場合は、とにかく冷静に考えることです。断ることもできるのです。しかし、こんな会社に残って働きたくないと思う気持ちもあるでしょう。
しかし、今後の暮らしを考えた場合に先が決まっていない状況で決断すべきでないと思います。そこで、安心材料を手に入れるためには、時間を稼ぎ次の仕事先の候補をいくつか見つけておくことをおススメします。
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