広告業界は、デジタル化の流れを受け、まさに変革の時代を迎えています。今までのように、単にクライアントからオリエンを受けて広告物を作るだけではなく、DX(デジタルトランスフォーメーション)、オンラインを活用したEC販促とプロモーションなど、クライアントの売上をきめ細かいPR促進によって支える人材が求められています。
Contents
なぜ、広告代理店なのか
広告代理店に転職する理由について
- 前職の志望動機
- 前職で経験したこと、培ったスキル
- 今後広告代理店で何をしたいのか
ありがちな理由がこちら3つです。
- ①新卒時に受けなかった、もしくは落ちてしまった
- ②社会に出て興味が沸いた
- ③部署では広告業務の担当をしている
①新卒時に受けなかった、もしくは落ちてしまった。
- ②社会に出て興味が沸いた
- ③部署では広告業務の担当をしている
業界未経験から広告代理店に転職するならば、実務経験で培った能力を最大限の武器にしましょう。例えば、課題や問題意識を持ち、マーケティングスキルがあることは得点が高いと言えます。それをしっかり伝えることが有利になります。
採用する広告代理店の担当者からすれば、クライアントサイド観点で提案アイデアや改善策を伝えてくれるわけですから、アドバンテージが高くなります。
広告代理店の転職で必要とされる人
業界未経験からの転職で特に大切なことは、俯瞰で物事を判断でき、ロジカルな視点を持っている人かどうかです。自ら課題を見つけ能動的に動いてくれる存在は貴重です。
- マクロ視点で物事がわかる。
- クライアントの業界の流れやトレンドがわかる。
- 戦略的な思考や企画書が作れる
- チームワークを大切にする
- クリエイティブも好き
マーケティング力を活用し、+広告制作にも熱意があることも伝えましょう
- 矢野経済の数字がわかる
- 企画書がミクロ・マクロ視点で作成できる
メーカーにいるとどれも活用しますね
メーカーからの転職で活用できる能力とは
今まで経験してきた業種とはどういったものか。現在持っているスキルがどのように生かせるのか。それによって転職の攻略方法が違ってきます。
メーカーで培った能力とは
メーカーにいた場合は、商品作り〜工場での生産、物流、小売や卸のことがある程度理解できています。そこで、マーケティング部署や広告宣伝部にいる場合は、転職しやすいと言えるでしょう。
市場分析ができる
- 市場規模
- 市場動向
- 顧客の特性
- 競合状況
市場分析とは、参入市場における環境や業界の特性について、データ分析によって明らかにし、規模感、トレンド、人気の製品、不人気の製品、店頭や流通の動き、顧客の購買意欲などを把握するものです。
- 市場の伸長率
- 市場の中のカテゴリー分類
- 利用者の頻度と価格
- 顕在顧客と潜在顧客のポテンシャル
- 代替品の有無
- ターゲットセグメント別の購買意欲
- 新規参入企業有無
3C分析ができる
- 顧客 Costomer
- 自社 Company
- 競合 Competitor
4P戦略ができる
4Pとは、マーケティング戦略の立案・実行プロセスの1つである、マーケティング・ミックスに関連する要素です。
- Product(プロダクト:製品)
- Price(プライス:価格)
- Place(プレイス:流通)
- Promotion(プロモーション:販売促進)の頭文字をとってまとめられるものです。
実際、4P戦略は難しくハードルが格段に上がります。流通や価格設定などは、市場理解と分析ができて成り立ちます
- マーケティング現状分析と環境分析
- チャンスとリスク
- セグメンテーション(市場細分化)
- ターゲティング(攻めるターゲット)
- ポジショニング(差別化)
- マーケティング・ミックス(4P)
- マーケティング戦略の実行と評価
広告効果測定ができる
- TVCM
- Webマーケティング
- サンプリング
- PR
- PKG
コンセプトメイキングができる
- コンセプト(文章による、需要予測、購買意向の測定)
事業会社やメーカーにいれば、コンセプト作りに関わる機会も多かったはずです。
簡単に説明すると、コンセプト作りとは、プロダクト製品を売り込む文章を作成し、市場調査で購買意向を確認するものです。
冒頭にはインサイトを刺激するコピーがあり、この商品を買うメリットが記載し、USP(ユニーク・セールス・ポイント)によって、どんな暮らしを過ごせるのか。
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異業種、広告代理店未経験だとしも、マーケティングのスキルは、広告代理店に取っては希少性の高い人材と言えます。
ただし、広告の企画や制作に対する理解や情熱は必要ですし、顧客のこころを掴む広告が好きという視点は必要になります。
スマホから手軽にできる、コンピテンシー診断。あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
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マーケティング職からの転職のまとめ
未経験者からマーケティング職での転職をお伝えしました。大切なことは、転職理由を明確にすること。生かせる能力をきちんと伝え、希少価値が高いことをアピールしましょう。
最後は、適性チェックを受けて、強み・弱みを把握した上で、面談に臨んでください。