オリーヴの自己紹介は ▼▼▼▼▼ こちらから
まずこの記事に辿り着いて、読んで頂けることに心からお礼を申し上げます。
私のポリシーは、好きな仕事で幸せになることです。好きな場所、自分に合う仕事、お金のこと、人間関係など、働く職種は違っても人にはそれぞれ選ぶ基準があります。だから、読者の皆さんの基準で仕事で幸せな選択をして欲しい。という願いを持っています。
あなた合う会社を探すことはいくつになっても素晴らしいことと考えています。
でも、転職で失敗はしてほしくない、だから事前にきちんとチェックして転職に臨んでほしいのです。私の最初の仕事人生は倒産からスタート。徐々にステップアップしサバイバル転職を繰り返し8桁の年収に。いかにキャリアを築くのか、常に戦略的に考え行動してきました。学歴は関係ありません。論理的に考えどの道を模索すれば到達できるのか。きっとあなたもできます!
この記事を読んでわかること
- 広告代理店が求める人材
- 広告代理店に活かせるスキル
- 学ぶべきスキル
本当の意味でクライアントの立場になって理解してくれることが非常に重要です。その重要なポイントを10つの人材要件を満たすことが大切です。
それを解説いたします。
Contents
広告代理店が求める人材は、クライアントが求める10つを理解する
まず認識しなければならないことは、事業会社などのクライアントから求められることを理解するというです。では、クライアントが求める人材になるには、満たさなければならないことがありますのでお伝えします。
広告代理店の仕事は全て、クライアントがあって成り立つのです。
クライアントのことを理解できなければ、あなたは広告代理店では評価されることがないからです。
- クライアントのブランドの売上にコミットメントすること
- ブランドの事業構造を理解してくれること
- ブランドの課題を的確に把握できること
- 中期と短期でブランドの課題を整理して、数字で目標と根拠を示してくれること
- 企画に対して意思決定基準を示し、クライアントの担当者が社内で説明できる資料を作成してくれること
- 足しげく通い、親身に相談にのってくれる人
- クライアントの担当者の意見がたとえ違っても否定せず、いくつかのアイデアを提示してきちんと説明してくれる人
- クリエイティブが好き嫌いに走らないように歯止めをかけ、科学的データに基づき売上アップを狙える企画を示してくれる人
- ブランドを愛し、ターゲット理解を誰よりもわかろうとする人
- 高い専門的スキルを持っていること
「お客様が商品を選び、自社商品の価値を認めてもらって購買してもらうことです。」
クライアントの担当者は、常に上司から売上をあげる施策を求められているのです。そのために、広告代理店に仕事を発注し売れる施策を依頼しているのです。
広告代理店に限らずどんな仕事でも必要なことは、「相手の立場を考える」という姿勢と熱意です。
少し詳しく説明いたします。
①クライアントのブランドの売上にコミットメントすること
企業は成長させていくことを、そのために常に売上目標が示されており、半期や年間計画が設定されています。そのために売上を引き上げる策が広告宣伝です。
②ブランドの事業構造を理解してくれるこ
商品ブランドの構造を理解し、何をすると売れるようになるのかKFSと言われるポイントを理解しておくことです。
KFSとは、「Key Factor for Success」を略したもので、「重要成功要因」のことです。どこを押せば売れるように動き出すのか、ここをしっかり理解しておくこと。
③ブランドの課題を的確に把握できること
クライアントからのオリエンでは課題がごちゃごちゃしている場合が多々あります。いくつかの課題を丸投げということが多いものです。
その課題を紐解いて整理して、示してあげると大変喜ばれます。クライアントサイドでは、色々な部署から要請があり、意思決定できず迷ってしまうことがあります。流通、生産、開発、マーケ、営業などから宣伝部に対して、担当者も整理できないまま、担当代理店にぽ~んとそのまま相談ということもありがちです。
➃中期と短期でブランドの課題を整理して、数字で目標と根拠を示してくれること
先ほどの課題をですが、直ぐできること、すぐやれば売上アップが望めることを考えます。そして長期的視点に立った時に、根本要因を治癒すること突き止め、提案すると信頼度が格段にアップします。
⑤企画に対して意思決定基準を示し、クライアントの担当者が社内で説明できる資料を作成してくれること
いくつか企画の提案をする際に、なぜこの企画が良いのかを必ず示す必要があります。例えば、タレントであれば、認知、信頼、好感度が高い人というデータは必須です。
認知が課題であれば、TVCMにブランドコールを多くすることで、認知率が〇倍になる。なぜならが過去の数字を参照にしてくださればと言ってデータを示すことです。
担当者は、そのデータを用いて部長、本部長、役員や社長に説明し承認をもらうことを思考しているからです。
⑥足しげく通い、親身に相談にのってくれる人
クライアントから呼ばれたら、すぐさま飛んでいくことも大事なことです。呼ばれるということは、何か話を聞いてもらいたいことがあるからです。
おそらく、上司やメンバーから助言があり、「もっと考えた方がいい」という結論に至っているからです。直ぐ話を伺うことが人間関係をよくするコツでもあります。
⑦クライアントの担当者の意見がたとえ違っても否定せず、いくつかのアイデアを提示してきちんと説明してくれる人
クライアントの担当者が思い込みが強い人というのもかなりいます。理由はCriativeが好きで直ぐアイデアを勝手に考えてしまう人などです。
それはある意味一生懸命考えてのことですから、真っ向から否定してはダメです。良い所を抽出して、それを生かしたアイデアを示すこと。またそれ以上の良い企画を提案するということも重要なポイントです。
担当者の面目を無くすような企画提案の仕方をしないように心がけましょう。
⑧クリエイティブが好き嫌いに走らないように歯止めをかけ、科学的データに基づき売上アップを狙える企画を示してくれる人
よくありがちなのが、Criativeの暴走です。売れるコトがいつの間にか、面白いことを考えるとなりがちです。目立つこと、インパクトがあること、話題性が出そうなこと。それだけの企画は没になります。
それらも大切な要素の一部ですが、外れてはいけないのは、売れるポイントが入っているのかどうかです。広告ガイドラインをみてみましょう。
KEYの言葉、USP(ユニークセールスポイント)ベネフィット(便益)などが伝わるようになっているのか、それは身内ではなく、ターゲットの顧客がそう感じるかで大切です。
⑨ブランドを愛し、ターゲット理解を誰よりもわかろうとする人
ブランドの担当者は寝ても覚めても悩んだり、課題を解決し売上アップを狙いたい。と日々頭の中でぐるぐる試行しています。その担当者と同じレベルに立つのは当たり前です。
それ以上に考え提案する広告代理店のチームに信頼を寄せるのです。
⑩高い専門的スキルを持っていること
高い専門性は代理店であれば当たり前です。その高いレベルというのはコストに見合うということも重要なポイントです。費用を度外視した提案をしても「それで売上どれだけあがるの?」という話になってしまいます。
妥当な予算に見合う、その中で最善のクオリティーを出すことです。
Criativeがどうしても高い費用に拘るのであれば、松竹梅の見積もりを示し、メリット・デメリットを記載して示すことです。
信頼関係ができているクライアントならば、聞く耳を持って聞いてくれます。
いかがでしょうか?あなたはこの10個の内いくつ当てはまったでしょうか?
優秀で必要な人材とされるために、欠かせないターゲット理解
特に⑨のターゲットですが、近年はペルソナという言葉を使い、性年齢だけではなく、価値観や属性、移住地や趣味などを想定し理想の顧客像を定義しています。
これだけは理解しよう!
企画が通るかどうかが決まるのは、ターゲットの理解力!
世の中の動きに敏感で感度や意識が高い
広告代理店は、消費者の心に響くような広告を企画、制作することになるのですが、その際に世の中の動きや消費者が求めていることを理解していることが求められます。
流行に敏感であったり、最先端のアイテムや文化に触れることが好きな人。情報感度が敏感にキャッチできる人材は広告業界に向いているということが言えます。
課題解決、問題整理が早い
クライアントからオリエンを受け代理店は企画書を作成します。大抵、課題や問題がごちゃ混ぜになっっているケースが多いものです。
そういう社内の課題をまるごと代理店に依頼して、なんとか整理てもらいアイデアを提案してもらおうと考えるのが事業会社の宣伝部やマーケティング部門の担当者です。
結構、色々な問題がごちゃまぜになっていることが多く、きちんとロジカルに整理してくれることを期待もされるし、実際提案することでクライアントから大変ありがたいと思ってもらえるのです。
新しく創造することが楽しく、ワクワクできる
新しいことに抵抗なく、突き進んでいける人材は代理店では必須ですね。世の中は常に変化しているので、新しい社会を創るための仕事は多く、コンセプトメイキングやクリエイティブ案をいくつも検討します。
そういった作業を楽しく、ワクワク取り組める人材でなければ、代理店ではついていけなくなります。常に意識を高く持って臨んでいく姿勢が必要です。
広告代理店に必要なスキル
日系メーカーの多くは売上の半数が海外ということもザラです。日本本社にいるから言語はできなくていいというわけにはいかない場合があります。
テレビ会議やZOOM会議も頻繁に行われますので、言語はネイティブなみにできなくても知らないというのは結構恥ずかしいとも言えます。
昔は通訳を会社は付けてくれたりしましたが、今が経費削減でなかなかそうはいかない現状があります。
語学中国語
いまや世界のビジネスに大きな影響を与えるのが、中国です。上海や北京の現地スタッフと打ち合わせすることも今後はさらに増えることが予想されます。
また英語以外に中国語ができると代理店内で重宝されます。ポジションとして、中国語できる〇〇さんというのは、アドバンスとしてメリットが大きいです。
語学英語
英語は社内の昇格要件の条件に入っていることもあります。TOEICやTOFLEは最低730点〜850点は欲しい所です。今後の転職や異動においても有利ですし、もし将来外資に転職したいとなった時も、英語はマストですから、やっておいて損はないです。
RIZAPの英語のオンラインは、結果にコミットしてくれるのでオンラインでも確実に英語のスキルが伸びます。
Google Adwordsの認定資格
最近のインターネット広告ができない知らないというわけにはいきません。GoogleやYahooの広告や数字データの見方など、当たり前に知っている必要があります。
クライアントから質問がきても知見に乏しいということでは、「デジタル疎い人」と見られてしまいます。今のうちに認定資格を取っておくことで「デジタル人間」と認知してもらうことは仕事上メリットが大きいです。
Web解析士認定講座
営業、企画、マーケティング、広告、人事、等様々な部署や職種の人がウェブに関わる際に、「知識の統一」という壁が存在することがあります。
それにより、意思の疎通が図れなかったり、スピードが落ちたりと事業のブレーキになることがあります。
ウェブ解析の知識は、施策の意思決定や遂行、結果の評価等において非常に役立ちます。
プログラミング
代理店にいるからプログラミングが必要なのかと言ったら絶対必要と言う訳ではありません。しかし、昨今のECサイトの立ち上げや運用が主流になってきている中で、効果的なLPの構成要素やSEO対策はどうしたらできるのか。という基本的なことを知らなくては話になりません。また今後プログラミングのスキルがあれば、1,000万円の年収も得ることができます。
動画編集スキル
WEB広告の勉強
今や新しいWEBマーケティングはあたりまえのスキルとなっています。知らないと恥ずかしいことがありますので常に勉強しておく必要があります。Webマーケティングもどんどん進化していますので、必ず習得したい広告スキルです。
動画編集スキル
FaceBookやインスタ、YOUTUBEなど、もはや動画編集スキルはできることが当たり前になりつつあります。新しい編集方法も随時でてきますので、まずは勉強を始めることをおススメします。
効果的な勉強法
スキマ時間
忙しい業務の合間に勉強するので、時間のスキマ最大限活用しましょう。
職場の行き帰りの時間や、帰宅後のちょっとしたタイミングをうまく使い、“スキマ時間仕様” の効率的な勉強をすること。
「時間がない」というのは、ただの言い訳になってしまうかもしれません。
スキマ時間の「長さ」によって勉強内容を変えることをすすめています。
たとえば、働きながら資格勉強をしたい場合。電車やバスを待つ数分~10分程度の短いスキマ時間には、参考書のチェックポイントに目を通したり専門用語を見返したりするなど、ある程度手軽にできるもの。
昼休みなど長めのスキマ時間には、テキストを読み込んだり課題を解いて答え合わせしたりするなど、取り組みたいもの。
勉強内容を分ければ、時間を無駄にせず、細切れでも効率よく勉強できそうです。
スクールで効率よく
やはり、人間自己管理が難しいというのが最大の悩みかもしれません。どうしても時間のコントロールと意識が続かなくなるものです。
そう言う場合は、スクールがおススメです。予約してお金も支払っているわけですから、無駄にしたくないと思い、通うことができるもの。
会社や自宅の近くで通いやすいスクールを見つけるにも、継続できるポイントですね。
ネットで勉強
今年はオンライン化が一気に進みました。ZOOMやチャットワーク、LINE通話など、様々なものを活用して授業を受けることができます。
授業は早朝から深夜まで時間帯は多岐に渡っています。一人でなかなか勉強することができにくい、また誰から教わることのことが効率よく学べる。
なんといっても通わなくてもいいので、時間も有効活用することができますね。
広告代理店に転職する、入ってから活躍するためにも、今のうちからしっかり身に着けておきたいもの。
明日から、自分に合った勉強法で始めてみてはどうでしょうか?
書籍で勉強
書店やアマゾンで広告やマーケティング、ターゲット論など新しく話題になるものが多くありますので、こまめにチェックして月に数冊は読む習慣が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?転職活動に向けて日頃から積極的に行動することで、真面目で誠実な人柄が評価されるポイントとなります。
Webの知識のみならず常に高い意識を持っている人材はどこに配属されても必要とされますね。