就活アドバイザーのオリーヴです。
広告代理店って体育会だから、どうなのかな・・そんなことを考える人はあなただけではありません。
なんだかんだ言って、体力勝負!そんなことで能力やスキルって高まるのか?そして、体育会系でいいという風土がまずい・・
そんな会社で、『うちの会社に未来はあるの?』と思う人にお伝えます。
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広告代理店といえば体育会系が使えるという考え方
広告代理店といえば体育会系使えるという考え方があります。
実際にかつての広告代理店のメディア担当といえば、体育会系のアスリート系の人材ばかりでした。
このようになぜ広告代理店では体育会系が重宝されるという考え方があるのでしょうか。
ここでは体育会系の企業側の考え方などを中心に紹介します。
広告代理店が体育会系の就職先と言われるのはどうして?
広告代理店が体育会系の就職先といわれるのは、体力的にも精神的にもタフさが求められるからです。
体力面では、日々の仕事で体力がモノをいう場面が少なくありません。
無理ともいえるような仕事量をあらん限りの時間を使って睡眠をほとんどとらずに会社にこもって仕上げることもあります。
また、営業でたくさん歩くことや休日もマスコミ関係者と接待ゴルフやスポーツイベントに参加するケースも珍しくないのです。
平日も週末も仕事関係の用事ばかりで、それらに耐えられるのは土日祝日関係なく練習や大会に参加してきた体育会系だけです。
また、精神的にもタフさが求められるのが広告代理店です。
クライアントからのフィードバックや各所との調整は、とにかく精神が擦り減らされる場面も少なくありません。
そういった場面にも強いのが体育会系です。
時にクライアントの無茶振りのような業務も、コーチや監督、先輩の無茶振りに慣れてきた体育会系は強みがあります。
このように体力的にも精神的にも強みを持つ体育会系は広告代理店が求めているという考え方ができるのではないでしょうか。
広告代理店における体育会系の特徴
広告代理店における体育会系の特徴は、スケールの大きさ、タフさ、ノリの良さです。
スケールの大きさ
クライアントは、広告を打つときにインパクトを求め、そのインパクトで自社の商品やサービスの販売向上を求めています。
そのため、インパクトのある提案ができる広告代理店を重宝します。
体育会系は強烈な印象を与えることやインパクトのある興行を打つような広告を企画するのが得意な場合が少なくありません。
文化祭で体育会系の学生が目立つようなものです。
タフである
契約が切れそうなクライアントのところに行って、契約をつなげるといったことや、強引に押し切るような強さも持っています。
クライアントの主導になりがちな場面でもこちらの有利な契約や企画に持ち込んでいくことも少なくありません。
ノリの良さ
クライアントに取り入るのは監督やコーチに取り入るようなもので、体育会系の得意分野といえるでしょう。
また、ノリの良さでクライアントから無茶な案件を取ってきて、ほかの同僚に回してしまうというのも得意です。
多くの同僚が消耗している中、うまく体力を温存して、さらに取り入ってといった要領の良さもあります。
広告代理店の体育会系と文化系の違いとは?
広告代理店の体育会系と文化系は、まるで元請けと下請けのような違いがあります。
調子よくスケールの大きな提案を行ってクライアントから仕事を受注し、無理な仕事をどんどん後方支援の文化系の社員に回すのです。
ちょうど行政から採算度外視の仕事をもらってきて、下請けに回し、パワハラなど体育会系で培った強引さで仕事を擦り付けることもあります。
広告代理店の体育会系の職種って?
広告代理店の体育会系の職種はクリエイティブ部門ではデザイナー、コピーライター、それ以外では営業が代表的です。
デザイナーは広告クリエイティブの制作を行う職種です。
自らの制作物を広告にするのですが、とにかく手間がかかるものや考えるまでの時間がとてもかかること、手直しも多くあります。
そういった背景から何日も家に帰れないケースも見られるので、まさに体力勝負の体育会系です。
コピーライターは、とにかくキャッチコピーなどのコピーを考える仕事です。
こちらも徹夜して何本も候補を考える仕事なので、体力的なタフさが要求される職種といえるでしょう。
営業は、完全に体育会系の仕事です。
広告枠を売ったり、クライアントに企画立案を行う仕事です。
しかし、実際には接待でお酒を飲む機会も多く、しかも相手が業界人だった場合は深夜から飲み会スタートというケースも少なくありません。
こういった一見仕事以外のものも仕事として求められます。
また休日は接待ゴルフを行うのですが、ここも体育会系の運動神経の良さでクライアントを負かせてしまうと失敗です。
絶妙なゲーム展開にコントロールする能力が求められるため、この場合は高い運動神経が要求されます。
こういった業務が体育会系の職種という考え方で間違っていないでしょう。
広告代理店の体育会系は今時時代錯誤も甚だしい
ここまでは広告代理店において、体育会系は重要「だった」ということをお話ししてきました。
しかし、今は時代錯誤という考え方が一般的です。
その理由は広告代理店の体育会系はパワハラを行う事が多かったり、体育会系の企業は敬遠されるようになってきたという点が挙げられます。
ここでは、そんな過去の遺物になりつつある広告代理店の体育会系について解説しましょう。
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広告代理店では体育会系とパワハラの境目が微妙
体育会系という名のパワハラが横行していた事実を否定し始めている
広告代理店では、社内のパワハラが横行していました。
実は体育会系の指導という名前でのパワハラがとても多かったのです。
しかも、体育会系は自分も大学や高校でしごかれてきた過去から、パワハラとの境界をはぐらかすことにたけていました。
指導と偽ってしごきやストレス解消のパワハラを巧妙に行ってきたのです。
しかし、広告代理店のイメージが悪くなることが明るみに出てきたことや社会的な風潮でパワハラNGという流れが出てきました。
時代に敏感な広告代理店は、自社でこういった事実があると契約にも悪影響を及ぼすと判断したのです。
その結果、パワハラをしがちな体育会系を否定する動きが出てきました。
広告代理店の体育会系の企業の見分け方とは
広告代理店の体育会系の企業の見分け方は、上下関係の厳しさです。
企業の命令形態が完全な上から下のピラミッド形式になっている組織であれば、体育会系の企業の可能性があります。
一方、役職を極力設けずにリーダーとチームといったグループが多数存在し、いずれも対等という組織であれば、体育会系ではない可能性があります。
外資系の広告代理店が後者であるケースが多く、国内の広告代理店はいまだに旧態依然の上下関係が厳しい場合も少なくありません。
また、クライアント企業が体育会系の企業の場合(例えば運送、建設、スポーツ系といった企業が多い場合)は、対応するのも体育会系なので、いつの間にか社風が体育会系になります。
この2点である程度見分けられます。
しかし、体育会系の広告代理店も徐々に体育会系至上主義の考え方を改めつつあるので不明瞭にはなっている可能性があります。
広告代理店の体育会系は嫌いな人が大多数
広告代理店の体育会系は、社内や同僚にいると嫌いなタイプがほとんどです。
実は、広告代理店の業務も広告枠の獲得や販売といった業務は過去のものになりつつあります。
IT技術を生かしたウェブ広告、知的なタフさが要求される分析やマーケティング補助といった業務にシフトしてきているのです。
そのため、体育会系の人間を不快に思う文化系の人材も増えています。
そういった人々に嫌われると嫌われ者が大多数の体育会系社員は不要になるでしょう。
体育会系はくだらなくてやってらんない
パワハラや無茶振り、上下関係にシビアなのが体育会系です。
これだけでも嫌われていますが、その生態はもっと嫌われてしかるべきでしょう。
部署内で闇なべ、カラオケや飲み会の余興で裸踊りといったことを平気で行い、時に強要してきます。
会話も下ネタ、下世話、品がない宴会など、三流芸人の密着番組のような行動です。
こんな人間が広告代理店の社内にいるとくだらなくてやってられないでしょう。
それは現代的な広告代理店では当たり前の考え方です。
昔は同じ体育会系のマスコミ関係者に受けたでしょうか、マスコミ関係者も変化してきているので、合わなくなってきています。
体育会系では出世できず未来ないよ
体育会系を重宝する上司は、広告代理店でも一定数いるのは事実です。
しかし、その上司は自分の片腕や将来引き上げる人材として体育会系を見ていません。
あくまで、コマの一つとしてしか評価をしていないでしょう。
また、仕事で成果を出しても継続した結果が出せないので、結局は能力も評価しません。
使い物にならないと思っている上司も多いのです。
こういった面から必要な時に消耗品のように働かせて、自分の片腕や評価している人物を出世させていき、体育会系社員は無視します。
正直、広告代理店は能力の高い同僚が多いので、体育会系社員は出世できず未来はないと言ってもいいでしょう。
また30代までなら体育会系は仕事を勢いでできるものの、40台になると人間の本質が問われ始めます。
気づいたら自分の自慢だった仕事の突破力や強引な力が衰えていてキレがなくなっているケースも多くなるでしょう。
そういったことが徐々に明らかになってくると行き場を無くすケースが少なくありません。
体育会系なんて今どきいらない、将来ないなら転職しよう
広告代理店の体育会系社員は、今や淘汰される憂き目に立たされています。
むしろパワハラ、セクハラといった行為が社会的に許されなくなってきているのが昨今の企業です。
イメージを大切にする広告代理店ではいち早く排除に動いているのも事実です。
実際に過去に大手広告代理店では、自殺者が出たことで大きな話題になったことが記憶に新しいのではないでしょうか。
こういった風潮で、パワハラやセクハラに関与しやすいとされる体育会系社員の立場は急速に悪化してきています。
そして、これまで重宝されてきた体育会系社員が急に広告代理店内で不要になりました。
むしろ臭いものにはふた的な対応で排除が広がっているのも事実です。
出向をはじめ、花形部署など社会の目につきやすい部署からの異動も当たり前のようになってきています。
場合によってはこれから始まる広告代理店の人員整理の対象にもなりかねません。
そんな今どきいらないと思われている体育会系、ここまで重要視されてきたのに手のひらを返されたと憤りを覚えている方も多いはずです。
そんな方々におすすめしたいのが転職サイトです。
このサイトのサービスを使えば、まだまだ体育会系社員を求めている企業が多いことがわかるのではないでしょうか。
実際に軟弱な社員ばかりで業績が落ち込んでいる企業はたくさんいます。
自分がその中に入って新しい社風を築き、業績改善の原動力になってみませんか。
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