こんにちは、名前はオリーヴです。
もうすぐ30歳、あこがれの広告代理店への転職をチャレンジしてやっと実現。
その経験を伝えるべく、オリーヴブログをスタートしました。
立ち寄ってくれたみんなの役立つようなブログにするので、よろしくね。
新卒の最初の就職は、メーカーだったのです。だって、超高学歴な人たちが多くって、なかなか新卒から電博に就職するのは難しいと思ったから。
そこからどうやって転職したのか、随時お伝えします。
Contents
広告代理店の仕事とは?
広告代理店というのは、クライアント、例えば、メーカー、事業会社、中小企業などの会社の広告活動を支援し代理で行うことね。
例えば、みんながよく見る、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌やWebメディアの媒体に広告を出して集客し収益をあげる。その広告出稿をサポートする仕事のこと。
代理店は、その広告出稿に媒体の手数料や、企画料、進行管理費、人件費などをクライアント=(売上げをあげたい会社)に請求して商売が成り立つのね。
広告代理店の種類とは?
- 総合広告代理店
- ハウスエージェンシー
- 専門の広告代理店
- ネットやベンチャーの広告代理店
広告代理店は、業界ともいいます。広告業界の広告が取れて、業界が一人歩きしたのかな。
また、広告代理店にも種類があります。総合広告代理店、ハウスエージェンシー、あとは専門の広告代理店。最近はネットやベンチャーの広告代理店もあります。
広告代理店の業務内容とは?
- 営業のアカウント
- クリエイティブ
- 媒体
- インターネット(デジタル)
- その他(PR、ストラテジック、マーケティング、リサーチ部門)
大きくざっくり分けると、営業とクリエイティブと媒体などに分かれています。その他にも、デジタル領域、PR領域、ストラテジック、マーケティング、リサーチ部門などもあります。
営業のアカウントとは?
営業さんは、アカウントとも言われていて、クライアントに出向いて企画を提案したり、スケジュールの進捗報告をしたり、キャンペーン費用の進捗報告をしたり、とにかく打合せが多いわね。
大きな案件やキャンペーンの立ち上げなどであれば、ほぼ毎日進行案件についてクライアントと話してる。
クライアントの窓口として営業さんがしっかりしていないと仕事を無くすこともある。特に大手だと、広告に携わる、クリエイティブの制作のディレクターや企画をまとめるプランナーやプロデューサーや媒体局メンバー、ストラテジックプランニングやマーケも束ねていくので、結構大変ね。
社内外をきちんと取りまとめる調整力や体力もいるわね。
特に、営業は既存の仕事だけではなく、新規の仕事を獲得することも求められる。コンペ(企画を提案して、一番いい企画を出したところに仕事を発注する)案件も取ってこないとならない責任もあります。
クリエイティブとは?
クリエイティブは、制作とも呼ばれます。
TV制作を作成するチームは、プランナーとクリエイティブディレクター(俗に言うCD=シーディー、制作部隊の責任者)で、企画を作ります。実際は外部のTVCM制作会社と一緒に企画を考えることが多いわ。この作業は、時間をかけて作業をするので打合せが長い。
余談だけど、本当にいつ終わるのかしら?って思うぐらい長い時もある。
媒体とは?
いわゆる、4マスと言えば、TV、雑誌、新聞、ラジオ。
伝達したい広告を掲載するところを指します。
TV局から番組を買ったりするために、担当者がクライアントとTV局の番組担当と念入りに打合します。あらかじめ持ってる予算の中で一番効率のいい=視聴率のいい。番組やスポットを購入。
雑誌は発売日は、15日とか20日とか、25日とか。常にその季節の2か月前の情報を掲載。
TVCMと連動する雑誌の場合は、純広で、雑誌社の企画だとタイアップと呼びます。
その他、OOH(看板)や交通広告でサイネージ広告を作ったりすることもあるわね。
大手の新聞であれば、日経、読売、朝日、毎日、産経などの新聞社に広告を掲載します。
ラジオは、FMとかAMとかの番組で流すラジオ広告。
媒体局は、大手の電博だと出世街道。
いわゆる、TV局や新聞社などの大きな仕事を回して売上が成り立っています。
広告枠をクライアントに提案しますので、日頃はクライアントのメディア担当者とのやり取りになります。特にテレビは四半期ごとに新番組、既存番組の視聴率を見ながら買い付けします。大きな金額、数億、数十億を動かします。
新聞ってあまり読まなくなっているので、あまり代理店の中ではメジャーじゃない?って思うかも。しかし、そもそもTVよりも、日本、まあ世界もだけど、新聞が媒体の成り立ちだからね。
新聞局は日本経済の報道なども記者がするわけだから、ステータスは半端じゃない。特に大手の電通とかであれば、媒体出身の役員は多い。
日本の国内の売上ランキングTOP10
日本の広告費の全体が6兆3907億円です。すごい金額でしょ。 ※2017年データ
- 1位 電通 15,399(総合)
- 2位 博報堂 9,989(総合)
- 3位 サイバーエージェント 4,195(インターネット)
- 4位 ADK (アサツーディー・ケイ) 3,528(総合)
- 5位 D.A.コンソーシアムホールディングス 2,083(インターネット)
- 6位 大広 1,598(総合)
- 7位 JR東日本企画 1,190 (総合/ハウスエージェンシー)
- 8位 東急エージェンシー 1,078 (総合/ハウスエージェンシー)
- 9位 アイレップ 902 (インターネット)
- 10位 オプトホールディングス 872 (インターネット)
日本の広告代理店御三家(電通、博報堂、ADK)であった、ADKは4位に。いまやインターネットが主流になり、最大手のサイバーがすごく伸びています。
特に電通がインターネットの能力を取り入れようとし、色々な会社を買収しています。
博報堂も子会社化など生き残るために積極的に動いています。ネットに関わる業務を拡大しないと、数年後に淘汰される会社も出てくるので、業界の動きは今後も要チェックね。
ここでは、広告代理店から少しずれますが、切り離せないのがGAFA。
GoogleやFaceBook社などがここ数年台頭してきています。みんなもインスタとかGoogleでググるってやるでしょ?
テキスト広告で出てくるのが、リスティング広告、みんなが好きなYOUTUBEとか。そのGoogleの親会社であるAlphabetはアメリカで対前年比43%伸長。
Facebookも約20%増だから、いかにすごいか。GoogleJapanの売上は1年でざっと6000億ぐらい?とも。直近は2,3倍の勢いで伸びているんじゃない?この話はまた別でするね。
出版業との違い
出版社は大手であれば、凸版印刷や大日本印刷が有名です。広告のポスターや雑誌の印刷などに関わるところは、同じ印刷になるので近いと言えば近いです。
しかし基本は、印刷業務関連ですので、領域が少し違いますね。
TVCMを作成したりはしません。どちらかと言うとイベントとかのブースを作ったり、店頭の販促物を企画したり作ったりします。
ただ昨今のデジタルブームで、店舗のサイネージ(動画広告)も積極的に事業の拡大を行っている大手もあります。
本日のまとめです。
<日本の広告代理店のまとめ>
●代理店の種類
- 総合広告代理店
- ハウスエージェンシー
- 専門の広告代理店
- ネットやベンチャーの広告代理店
●業務内容
- 営業のアカウント
- クリエイティブ
- 媒体
- インターネット(デジタル)
- その他(PR、ストラテジック、マーケティング、リサーチ部門)
●売上ランキングTop10
- 1位 電通 15,399(総合)
- 2位 博報堂 9,989(総合)
- 3位 サイバーエージェント 4,195(インターネット)
- 4位 ADK (アサツーディー・ケイ) 3,528(総合)
- 5位 D.A.コンソーシアムホールディングス 2,083(インターネット)
- 6位 大広 1,598(総合)
- 7位 JR東日本企画 1,190 (総合/ハウスエージェンシー)
- 8位 東急エージェンシー 1,078 (総合/ハウスエージェンシー)
- 9位 アイレップ 902 (インターネット)
- 10位 オプトホールディングス 872 (インターネット)
●日本の広告代理店御三家の取り巻く環境変化 (電通、博報堂、ADK)
- 新たにサイバーなどのネット=デジタルの台頭。
- GAFAの脅威(Googke,Amazon,FaceBook,Apple)+直近はマイクロソフト
- 印刷領域 (本の出版、店頭やイベントのブースや販促物、印刷関連)
- 広告領域 (広告関連すべて)